PERとは?
PER(ぴーいーあーる)は、Price Earnings Ratioの略称。
株価収益率の意味。単位は「●倍」で示される。
株価と「企業の収益力」を比較することで、
株式の投資価値を判断するときに利用される尺度とされている。
投資家はこの数字を見てその銘柄の株価が「割安か、割高か」を判断する。
今の株価が1株当たりの純利益の何倍か?を知るのである。
となると、PERが高ければ今の株価は割高、低ければ今の株価は割安…と判断される。
計算方法としては2通りあり、
①時価総額÷純利益
②株価÷1株当たりの利益(=EPSという)
のどちらかで算出する。
例)
A社の株価が500円
EPS50円(1株当たりの利益)だった場合、
PER=500÷50=10倍 となる。
もしA社の株価が500円のままでEPSが100円になれば
PER=500÷100=5倍となり、
1株の利益が50円の時より100円の時に買った方がお買い得ということになるので、
10倍のときより5倍の時に買う
という判断となる。
(とはいえ、PERはそんなコロコロ変わるものではない)
日本市場の銘柄は、PERが15倍程度が平均と考えられているので、それより高ければ上場銘柄の中では割高、低ければ割安と言えよう。
写真にある任天堂は28.29倍なので相当割高である。
収益が上がって来ないと売買の対象にはしにくい。
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